家庭学習の計画を立てて家庭教師を上手に利用してください!

家庭教師のフェイス スタッフのユウタです。

夏休みも後半に入り、受験生の皆さんにとっては最初の追い込みの時期に入りました。ところで皆さんは、夏休みに入る前に計画表を作成しましたか?
作成した人は、計画表と実際に勉強がやれた量と比べてどうだったでしょうか。

家庭教師を利用されているご家庭の中でも、自ら立てた計画が全て守られている生徒さんはごく稀でしかなく、初めに立てた計画よりも量が少なくなってしまっている生徒さんがほとんどです。

今回は、「なぜ計画が計画通り実行されないのか」という点を考えてみようと思います。

そもそも学習計画というのは、目標を立てずに勉強をすると家庭学習で怠惰な生活を送ってしまうために作成するものです。
よって、計画を立てる段階では現実的に可能な計画を立てて、それを守り続けることを目標にします。

ですが、1~2ヶ月単位で計画を立ててそれを全て実行できる小学生・中学生・高校生は非常に少ないと感じます。

例えば大人の女性であっても、1~2ヶ月単位でダイエットの計画を立てても、突発的に参加しなくてはならない飲み会があったり、ストレスから食べることを選択してしまったりと計画倒れになってしまう方もいます。ましてや受験生が立てる計画というのは、1日24時間の内少なくとも10時間は勉強するというかなりの苦痛を伴う計画ですので、計画倒れになってしまうことが多いのも納得がいきます。

「第一志望校に合格したいんだから根性を出せ!」「自分で決めたことなのだから何があっても守り通せ!」というのは一理あるのですが、10代の生徒が根性論だけでは乗り越えられないのも仕方がないのかな、と感じます。

僕が家庭教師として生徒さんに計画表を作ってもらうときは、必ず長期計画・中期計画・短期計画の3つを作ってもらいます。そして、長期計画→中期計画→短期計画 の順に目標の時間軸を短くしていくのです。

まずは長期計画です。受験における一番長い時間軸での計画は、「第一志望校合格」ですので、これは簡単に目標として決められると思います。

次に中期計画です。長期計画を達成するために、12月の試験で偏差値〇〇・11月の試験で偏差値△△・・・というように、1~2ヶ月単位での目標を考えていきます。大事なことは、第一志望校に合格するという長期計画に基づいた計画を立てることです。ご家庭で使っている計画表は、中期での計画になっているものが多いと思います。

最後に短期での計画を立てます。中期計画を達成するために、向こう一週間で何をしなくてはならないのか、家庭教師をどのように利用するのか、などの計画を立てていきます。これはできるだけ具体的に考えてもらいます。テキストの〇〇ページから△△ページを2回解いて全ての問題を理解する・わからないことを聞くための日を空けておく・苦手科目は時間が多めにかかる可能性があるのでゆとりを持って計画する など、1~2ヵ月後の試験に向けた計画を立てます。

計画を守ることが苦手な生徒さんは、その短期計画に基づいて、さらに期間を短くした計画を立ててもらいます。「3日間計画」「2日間計画」といった形です。

このように、長い期間の目標を決めて漠然とそれに向かって勉強をするのではなく、目標は時期を細かく区切るというのが目標達成のコツです
“今日だけ”頑張れるようになったら、”2~3日間”がんばってもらい、”1週間”・”1ヶ月”頑張れるようになって初めて”第一志望校合格”という目標がはっきりと見えてくるのです。

子供たちに、「将来の為に勉強しなさい」と言い続けても、はっきりとした効果は望めません。勉強は当然、未来のためにやるものです。しかし、将来のビジョンがはっきりと見え、それに対してしっかりと努力のエネルギーを注げる子供は極めて少ないと思います。目標の時間軸を細かく区切り、「このぐらいなら頑張れるかな。」と思える目標で成功体験を積ませてあげるのが、目標が守れるようになるための第一歩です。
受験生の皆さん!今からでも遅くはありません。目標達成のための計画表を作り、その期間を細かく区切って今から実行しましょう。
目標達成に必要なのは、「強い意志」だけではなく「計画の上手な作り方」だと思います。

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